ゲーム内ではなく実際のジャンプを加速度センサで検出し、ジャンプの効果音を鳴らしてみたいと考えた。

まずはジャンプしたときの加速度データを取得し、どのようなデータが現れるのかを見られるようにした。

加速度データの記録

加速度データの記録には、以前作成したロガーを使った。フラッシュROMにデータを記録できるものである。

加速度データのファイル化

フラッシュROMに記録されたデータの内容を見るために、PC上のファイルにする。

フラッシュROMから読み出したデータをUARTで出力するリーダーは既に作成していて、USB-UART変換を使うことで、PC上からは仮想シリアルポートとしてデータを読み出せる形になっている。

これまでは、TeraTermを使って読み出したデータをファイル化していたが、今回は読み出しのソフトを作成した。JavaScripitでWeb Serial APIを使うと、簡単にシリアルポートの制御ができることがわかったからである。ブラウザ上でシリアルポートとファイルを選択するだけで、簡単にファイル化できるようになった。

加速度データの表示

データ内容を表示するソフトもJavaScriptで作成した。こちらはChart.jsというライブラリを使用した。以下がその表示画面である。

ジャンプと着地、連続ジャンプをしたときの、垂直軸方向の加速度を取得したものである。