トランポリンでジャンプしたタイミングを、センサデバイスで検出し、PC上のアプリで音を鳴らすというアプリを作成した。音は、ゲーム的なジャンプ音にしているが、いろいろな音を鳴らすことでより楽しく運動ができるのではないかと思う。

システム構成

使用するデバイスは、以前から試作している、シャープの測距モジュールを使ったものである。

写真のようにデバイスを床面に置き、トランポリンの布面までの距離を計測することで、トランポリンがジャンプで沈み込むタイミングを検知できる仕組みである。

アプリは、Web Bluetooth APIを使ったブラウザアプリで、BLEでデバイスから距離データを受信する。距離の値が一定以下になったタイミングでジャンプと判定し、音を再生している。

問題点

大体ジャンプのタイミングで音が鳴り、楽しい感じになっている。しかし、タイミングのずれが気になるのは否めない。

いろいろな原因が考えられるが、測距モジュールの応答時間が一番の要因であろう。更新時間が40msであり、最低限これだけの遅延がかかると考えられる。ここからさらに通信や処理の遅延がかかるはずなので、遅れを感じてしまうのは仕方がない。

今後、もっと応答の速いセンサを使うことで、改善されるかどうか試してみたい。