赤外線の遮断を検出する形で、反復横跳びの検出をして自動でカウントするシステムの試作を進めている。今回は、足が線をまたぐ検出をテストするところまで。

システム構成

なわとびの検出で使用したものと同じ構成となっている。なわとびの検出では、赤外線の入力が続くと出力が不安定になる問題があった。

その後、いくつかのリモコン受信モジュールを検証した結果、秋月で購入したGP1UXC41QSがもっとも安定していた。そして、600usのON期間、約15msの周期とすることで、長期間継続しても出力が安定することが確認できた。今回はこの設定で試作評価している。

検出テストの結果

反復横跳びを想定した足の動きを実際に検出させて、出力信号を記録した。2つの出力のいずれかはしっかり反応しており、検出はできていると思われる。

現状では、受信モジュールを10cm程度の間隔で2つ配置している。この間隔であれば、受信モジュールの間に足がきて両方のモジュールに検出されない、という状況にはならない。全体の検出範囲としても、15cmから20cm程度の幅をカバーできる。

おそらくこの検出範囲で問題ないと思われるが、必要であれば受信モジュールの数を増やし、検出範囲を広くすることを検討していく予定である。