MPU-6050を使ったデバイスを試作したので、その出力を可視化するアプリも作ってみた。
まずは加速度の出力を可視化したもの。
https://muid7989.github.io/imu-data-monitor/

アプリの概要

加速度の出力値はそのまま見ていてもなかなか理解しにくい。
やはり積分していって物体の速度として見るのがわかりやすいと思う。
しかし、重力加速度の影響もあるため、速度はあっという間に大きな値となってしまい、これもわかりにくくなる。

そこで今回のアプリでは、ゴムのような力で動きを制限したボールで加速度を表現してみた。
中心位置から離れるほど中心に引っ張られる力が強くなり、かかっている加速度と釣り合う位置で安定する。

グラフ表示について

右側のグラフは上から、

  • Z軸加速度の出力値
  • ボールの縦方向の位置座標
  • ボールの縦方向の描画位置(描画のタイミングで計算されたもの)

となっている。
センサからの加速度の出力値が綺麗なものであれば、ボールの位置座標も滑らかに移動するものになる。