マイクに入る音の音量を連続的に出力できるモジュールを試作してみた。
シリアルで、毎秒100回程度のレートで出力することを想定している。

構成

  • MAX4466マイクモジュール
    マイク部分はMAX4466を使ったマイクモジュールを使用した。
    Amazonなどで数百円程度で入手することができる。
    電源は2.4-5Vに対応していて、出力は1/2Vccにバイアスされているため、マイコンとの組み合わせで非常に使いやすい。
  • STM32G030マイコン
    マイコンはSTM32G030の自作基板を使用した。
    ADCは12ビットのものが搭載されている。
    こちらでマイクモジュールの出力を変換し、得られた音量の値をシリアルで出力している。
  • USBシリアル変換
  • p5jsのウェブアプリ
    p5jsを使ったウェブアプリからシリアル出力の値を取得して、PCのブラウザ上に表示させた。

結果

こちらはドラムのリズムパターンを再生して検出させたものである。
しっかりとリズムのタイミングが検出できている。

補足

当初、マイクモジュールとマイコンの電源を共通にしていたが、マイコンの動作による電源変動の影響が大きいようだたった。
それぞれにLDOを入れることによって安定した。