普段は自宅で開発作業を行っているわけだが、作業部屋が二階にある。
部屋で作業をしていると困るのが、インターホンが聞こえにくいということ。
受信器が一階にしかなく、そこまで大きな音が鳴るわけでもないので、ドアを閉めていたりするとよく聞き逃している。
何とか二階でも音が鳴るようにできないかと常々考えていたが、ふと、マイクロビットで簡単にできそうだと思った。
一台でインターホンが鳴ったことを検出、無線で送信し、もう一台が二階で受信してスピーカーを鳴らす。
まずは無線のテスト。
送信側では1秒間隔で無線送信を繰り返し、受信側は無線を受信するとLEDを1つずつ移動させる。無線が届いているかの確認である。
近くの通信ではしっかり1秒間隔で移動していたのが、二階まで離れると2、3秒の間隔になることが多くなった。
弱くて取りこぼすことはあるものの、十分に通信が可能だということはわかった。
次にインターホンの検出テストをやってみた。
当然、音で検出するのが良さそうだが、せっかく明るさセンサーがついているのでこれを使いたい。
インターホンが鳴るとモニターが点灯するので、この明るさを検出して、インターホンが鳴ったことを判定しようというわけだ。
これが結構厳しかった。
モニターに密着させても、明るさの値がときどき1になるかどうかという程度。モニターの明るさというのは思ったほどではないらしい。
そういったわけで、素直にインターホンの音を検出する方向で再検討中。