操作のインターフェイスも、とにかくわかりやすいようにと考えた。

そもそも、曲の選択をメモリーカードの交換でする形になっているので、たいした操作は必要ない。
思い切って再生ボタンもなくしてしまうことにした。
電源オンで自動的に曲の再生を開始して、終わったらそのままループ再生。
これで十分ではないかと思う。

逆に必要だと考えたのはボリューム。
いろいろな環境で使うことを考えると、どうしても広い範囲での音量調整が必要で、デジタルでは対応しにくい。
ツマミ式がやはり直感的でシンプルだと考えた。
ツマミ式は、調整範囲をかなり広くとったとしても、結構細かい調整もできる。
うっかり大きく動かしてしまって急に大音量になったり、といったことも、ある意味面白いところかもしれない。

ちなみに電源スイッチは、最近、好んで使っているトグルスイッチ。
スライドスイッチより操作しやすいし、いかにも電源を入れる感触があって良い。