マイコン内蔵フルカラーLEDのOSTW3535C1Aの制御について、制御のためのビット列の内容を見ていく。

1つのLEDを制御するために必要なのは、8ビット3色分の24ビットである。各8ビットで、0から255までの明るさを設定する。

色の順番は注意が必要で、G、R、Bの順になっている。図は実際に送信したビット列と、色の対応を示したものである。

 

 

 

写真では各色かなり白っぽく見えているが、実際にはもっと鮮やかに点灯している。

明るさについては、0が消灯状態で、255がもっとも明るい状態となる。明るさの比較のため、並べたLEDにそれぞれ明るさを設定したものが下図である。下にある数字が、設定した値である。

かなり低い設定値から明るく点灯していることがわかると思う。直接見ている感じとしては、4つ目の75くらいからかなりまぶしく感じる明るさである。

ちなみに今回は、電源電圧を3.3Vにして点灯させている。標準的には5Vで点灯させるものであり、その場合にはさらにまぶしい。

近くで見る場合で、特にカバーなどもなくLEDを直視する形になるのであれば、50くらいまでの設定範囲で明るさを調整するのが無難だと思う。